平成23年3月11日14時46分に三陸沖(牡鹿半島の東南東約130km付近)の深さ約24kmで発生したマグニチュード9.0の西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型、太平洋プレートと北米プレート境界域における海溝型地震が発生しました。気象庁発表によるM9.0は地震の規模としては1923年(大正12年)の関東大震災のM7.9を上回る日本国内観測史上最大、アメリカ地質調査所の情報によれば1900年以降、世界でも4番目のもので、残念な事に、日本各地に甚大な被害がもたらされております。
震災後音信不通でした大船渡市より火葬炉復旧の緊急要請があり、行ってきました。車はワンボックスに乗り換え、少しの仕事の道具と詰めるだけの救援物資を乗せ、所々凸凹の東北自動車道を通って、走る事8時間、テレビで観た景色を目の当たりにする事になりました。年に数回訪れる大船渡や三陸、家屋は瓦礫となり、船も全滅、ホタテ等の養殖も全滅、悲しくなりました。復旧と物資の引渡しを終え、後ろ髪を引かれる思いで帰路につきました。途中自分にも何か出来ないかと瓦礫の中に降り立ちましたが、自分の無力さに又、悲しくなりました。まだ瓦礫の下で生きている人がいるかもしれないのに・・・ボランティアの受け入れ準備が整いましたら、支援や義援金等で復興に携わって行きたいと思います。
頑張れ東北!頑張れ日本。 one for all all for one
文責 伊藤 久生
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