サナ スメロンラックKT-SW
冬に比べて夏の焼却場のプラットホームではどうしても臭気が気になります。プラットホームではパッカー車や市民のごみ搬入時に、ごみをごみピットに投入する際、ごみ投入扉を開閉します。この開閉時にどうしても臭気が外部に漏れてしまいます。ピット内の臭気はファンにより焼却炉の燃焼空気として吸引しており、外部には漏れにくいように工夫をしていますが、それでも防ぎ切れない部分があります。
ごみ処理施設で一般的に発生頻度の高い臭気は、低級脂肪酸臭(プロピオン酸臭)、アンモニア臭、硫化水素臭などの臭気です。このうち、プロピオン酸臭に代表される生ゴミ臭気に特徴的な低級脂肪酸臭の多くは、極低濃度でも臭気が強く、臭気対策上重要な臭気です。当社では、ごみ処理施設の臭気対策として、ピット内や、プラットホームに散布する脱臭剤の提案を行っております。特に、ごみ処理施設にはごみ処理施設専用の脱臭剤サナスメロンラックKT-SWがお勧めです。特に生ごみ臭に効果があり人体への影響もありません。臭気は人それぞれの感覚によって評価が大きく変わるため、評価が難しい面もありますが、納入先では好評を得ております。
当製品は液体で、使用方法は、通常ごみ焼却施設にしてある既設の噴霧措置を使用し、50倍希釈で噴霧するだけです。希釈倍率は臭気の状況によって調整します。
その他、し尿処理場の臭気対策や、様々な臭気の脱臭対策も行っておりますので、より良い提案ができればと思います。
|