弊社の栽培システムを導入して頂いた茨城の農業協同組合様でミニトマトの収穫がはじまりました。8月中旬に二次育苗した苗を定植したものが、1カ月程で第1果房が赤く色づき、9月後半から収穫作業を開始しています。定植時期がお盆前後で最も暑い時期となりましたが、適切な灌水が行われたことで特に問題もなく、収穫時期をむかえました。暖房設備がないため、今のところ冬期の栽培はしない予定ですが、11月頃まで今の株を維持して、とれるだけ果実をとるという方法で今回は栽培をしていきます。最終的に何段目までミニトマトが収穫できるかが楽しみであります。新潟で行っているよりも栽培ポットを大きくし、培地の量を2倍近く増やして栽培していますので、段数と収穫量が多くなるという計算です。下の写真は9月24日のハウス内の状況で、果房の高さが大体同じ高さになっている事が分かります。県外でも栽培が可能という実績と自信をつけながらさらなる展開に向けて進んでいます。現在は、群馬県の大学で同じ方式の栽培施設を建設しています。随時、報告をしていきます。
文責 増井 隆二
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