山形県高畠町斎場火葬炉の改修工事を完了致しました。
炉内耐火物積替え、煙道ダクト交換、バーナーや炉圧ダンパー、電気盤及び各機器の交換、搬送装置の入替えでしたが、順調に進み、９月２５日より受付、現在火葬を再開しています。
今回変更した直接接続型の搬送装置は、各炉に合わせ調整を行い、スムーズに稼動しています。以前のものに比べ稼動時の音が小さく、最後のお別れが静寂の中、行われています。
工事で一番苦労した部分は、約200～300kg程のダクト撤去・据付でしたが、ダクトを吊るための金具を工夫し、現場に設置、効率よく取替が出来ました。スペースの狭い中の作業でしたが、無事怪我も無く完了することが出来ました。
現場では職人の方に多くのアドバイスを頂き、とてもよい設備となり、また、工事の進行も順調で、予定より早く火葬が再開出来ました。多くの方の協力を得て進めていくことの大切さを痛感した工事でした。難しい問題も、教えていただける協力者がいれば、乗り越え、解決することが出来ます。そのためには、自ら多くのことに挑戦し、困難にあたり、悩み、自らの行動で乗り越えていくことが大切です。
今後も多くのことに挑戦し、教えていただき、学び、成長していけるよう取り組んでいきます。
担当　斉藤