試験ハウス(新潟市中央区清五郎)にて新品種パプリカ「トマピー」の栽培をはじめたことを前々回のSK通信でも掲載しましたが、その後の経過について報告を致します。写真で分かる通り、5月20日に定植した苗も2カ月半でここまで成長し、実も大きくなってきました。お盆過ぎ頃から収穫をしていく予定です。これまでも多くの方々に視察をして頂きましたが、今後は収穫ができるところも見て頂くことができます。天然有機培地を利用した新しい栽培システムと使用済み植物油・鉱物油を燃料とする暖房システムによって、美味しく機能性のある「トマピー」の栽培が低コスト・高収量で行える事を実証していきます。震災被害や水害などで農業を取り巻く環境が一段と厳しい状況にありますが、少しでも日本の農業に対して貢献ができるように進んでいきます。
文責 増井 隆二
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