スポーツ公園内の東北電力ビッグスワンスタジアムの東側にカナール、修景池、ながたの森とよばれる運河、池、せせらぎ水路があり、水を循環・ろ過しながら目的に応じて浄化処理をしています。弊社でもその循環ろ過施設の維持管理業務に携わっています。
公園内の池水の目的としては修景、散水、親水用がありますが、雨水の調整池としての役割もあるので、降雨後には雨水と一緒に側溝に溜まった砂、泥なども池内に流入してきますので池水の水質を安定させることは簡単なことではありません。
現在でもスタジアムはサッカーをはじめ様々な用途で使用されていますが、2009年の新潟国体ではスタジアムがメイン会場となるため、国体に向けて公園全体のさらなる整備が進んできています。その中で池水の水質をより向上させたいということもあり、施設が設置されてから10年が経過しようとしていますが、既存施設の見直しや追加設備による改良効果の検討を行っています。先日、浄化装置の試験器を現地に持ち込み、ろ過試験を行いました。今後も改良に向けた提案をしていき、公園や周辺環境の整備に貢献をしていきます。
担当 増井
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